名人戦七番勝負第1局 佐藤天彦名人ー羽生善治竜王

こんにちは、シーマンです。

名人戦第1局は、1日目の昼休憩明けから終盤戦に突入、凄まじい斬り合いになっております。

先手羽生竜王の4八玉に対して、天彦名人が38手目を封じて1日目が終了いたしました。

解説の先生曰く、形勢は不明とのこと。ほぼノーガードで攻め合って互角というのも凄いですね。


駒の損得は先手が飛車桂、後手が角金を持っており、ほぼ損得なし。玉の安全度は先手がやや良さそうに見えます。駒の働きに大きな差はなく、出番が後手ですから、総合的に互角というのも頷けます。

ただ個人的には、8三の地点が後手にとってキズになりそうな点、桂馬の価値が高い将棋になりそうな点を考慮すると、天彦先生の方に苦労が多そうな将棋に見えます…


明日は封じ手明けから長考が続く、密度の濃い将棋になりそうな予感です。楽しみですね。

それではまた。