豊島八段の過密日程が凄まじい
こんにちは、シーマンです。
先日行われたA級順位戦最終局は、首位の久保王将・豊島八段が揃って敗れ、3位タイの稲葉八段・広瀬八段・佐藤康光九段が揃って勝ったことにより、名人挑戦権の行方は前代未聞の6者(抜け番の羽生竜王含む)プレーオフとなりました。
これにより、順位が下位の豊島八段の最終局以降の日程は以下の通りとなっています。
3/2(金) A級順位戦 対広瀬八段(負け)
3/6(火) 王将戦第5局 対久保王将 1日目
3/7(水) 王将戦第5局 対久保王将 2日目(勝ち)
3/10(土) A級順位戦プレーオフ 対佐藤康光九段(勝ち)
3/14(水) 王将戦第6局 対久保王将 1日目
3/15(木) 王将戦第6局 対久保王将 2日目
3/27(火) 王将戦第7局 対久保王将 1日目
3/28(水) 王将戦第7局 対久保王将 2日目
この通り、1ヶ月で最大9局対局する可能性があり、しかも2日制のタイトル戦と待ち時間6時間のプレーオフという体力的にもハードな棋戦が続きます。通常土日に対局を行うことは少ないのですが、今回はそうも言ってられないということで、ほぼ毎週末に対局が組まれています。ちょっとしたブラック企業のようですね…
王将戦は2勝3敗と久保王将に王手を掛けられ後がない状態であり、またプレーオフはパラマス式トーナメントの一番下からの登場ということで、不利なことは間違いないですが、それでも今期の豊島八段は何か成し遂げてくれるのでは?と思わせるほど勝ちまくっています。まずは明日の広瀬八段とのプレーオフ3回戦に期待しましょう。
それではまた。