第15回 詰将棋解答選手権チャンピオン戦

こんにちは、シーマンです。

本日、毎年恒例の詰将棋解答選手権が行われ、藤井聡太六段が全10問を全問正解し優勝、史上初の4連覇を達成しました。

 

藤井先生は「1時間はかかるだろう(by作成者)」と思われていた第1ラウンドをわずか55分で解答し退出。参加者唯一の全問正解で第1ラウンドから単独トップに立ちます。

さらに長手数の問題が出題される第2ラウンドでも、実質50分程度で解き終え、残り時間を見直しに費やす盤石の指し回し。見事第2ラウンドも全問正解し、満点で文句なしの総合優勝となりました。

ちなみに2位は94点の宮田六段、3位は82点の及川六段でした。

 

今回の4連覇で、改めて彼の終盤力の高さを証明する結果となりました。藤井先生は過去の大会でも驚愕のエピソードを残していますので、少しご紹介します。

第11回大会(当時奨励会1級、小5):第1ラウンドを20分で退出、全問正解(総合23位)

第12回大会(当時奨励会二段、小6):10問全問正解で初優勝

第13回大会(当時奨励会三段):またしても第1ラウンドを20分で退出、全問正解。総合90点で連覇達成。

第14回大会(当時四段):3連覇達成

 

私が藤井先生の名前を初めて耳にしたのは第12回大会で、小学生で優勝した天才がいるということで、当時から将来を嘱望された存在だったと記憶しています。が、現在の活躍ぶりは当時の期待を遥かに超えるものですね。。来年度も楽しみです。

 

それではまた。